1999年鳳仙寺インド仏跡参拝に参加して

         河端文弌氏

プロローグ    

田舎を走る1500kのバスの旅
天竺の国、神秘の国、一度は行って見たい遠い国の思いがかない現実になった。
インドは仏教を通して以前から自分の生活と深く、関わり、興味があった 歴史で学び、仏教発祥の地であり、ガンジー、マザーテレサ、カレー、 サリー等個別 の情報で感心を持っていた
因縁かインドの友達が30年前日本に滞在して多くの思い出を残している。
インドにとりつかれるぞハマるぞと言われた、深み、多様性にハマりつつある ハイテクと貧民、社会制度、思想、宗教、文化、歴史、生活の混沌に興味わく 情報化社会は知識から知恵の発揮が求められている。
インドへ行くとそこに未来を考えるヒントを与えられる気がした 旅立つ前に、仏教発祥の国と言うことで釈尊の生涯と教えを多少勉強し補った 道中読むために、インドのガイドブック、文化・哲学資料数冊をカバンに入れた しかし実際に現地に立って自分の目で見て考えることが重要だと痛感した
メモとデジタルカメラとアナログカメラを持ち探索の旅がはじまった。
実際、旅をするとヒンズー教、あるいはイスラムが生活の中に浸透しており 仏教はヒンズーの一部のような錯覚を感じさせられた。サンスクリット語、 輪廻転生、涅槃、曼荼羅、ゼロ、解脱、シヴァ神、オーム、ヨーガ、ハーレム コーランの言葉、文字が目に飛び込んでくる。
会話、文字、美術、彫刻、偶像、人種、衣服の旅にもなる カースト制度、貧富の差等々カオス状態になり深く入るなと自分を諭す 貧・田舎の道を走つた体験はインドの思いから消すことが出来ない。
現地では収集活動を中心にデジタルメモに収めることに専念する 何でも見てやろう。すべての物に興味がわき、時間との戦いになる 自動車、TV、資本主義、コンピュータ等西洋化の風が再び吹き始めている
情報化社会はアメリカモデルを狙ってインターネットや英語の必要性と グローバルスタンダードは多様性から画一化へ進むことを危惧しており インドは多様性を保っている文化の宝庫かも知れない
西欧にない東洋にもない新しい生き方を与えてくれる場所である


地政学

インドは逆三角形▽のきれいな形をしている。北にヒマラヤ山系が背後に屏風のように、城壁のように白く聳え立つ、ユーラシア大陸がその背後に存在し広大な チベット山系が続く、山奥からアーリヤ人が大陸から進入△する
北方の厳しい自然環境に住む人達にとってはヒマラヤ山脈は南に位置し太陽が昇ってくる山だ
その南にインドと言う河、海がある楽園であれ夢を果たせる国であった。
モンゴル、トルコ、ペルシャ、ギリシャの男性的な騎馬遊牧民族が想像される。
その道のりは、山を越え、海を渡り、河を越えた死への道でもあった彼等は同時に文化、言語も持ち込んでいる。最後にイギリス文化も学んでいる
インド大陸は融合の国である。受入の国で、中東、西洋、東洋がMIXしている2つの大河を擁して悠久の歴史、文化を持っている。
西から古代文明の影響を受けている。
右にガンジス河はベルガル湾に流れ、左のインダス河はアラビア海に水を流すガンガはヒマラヤを源流にして川上、川中、川下の生活に浸透している その雄大さがすばらしいく又、女性的で緑の箱庭を感じる 国土は日本の9倍の大きさを持ち、ヨーロッパ、中近東にも近い。
北は北緯30度から10度に位置し九州最南端よりのフイリッピンの南を含む南端でも赤道の北にあり、地理上、暑くて涼しい国である
日本からの直行便は日本列島上空から中国大陸を越えてチベット高原、ヒマラヤを越えて、ワインを飲み、窓景色を楽しみながらニューデリにアプローチする。


飛行機の窓空間

パスポートのビザの版が変わっている。きれいだ。出国手続き。
待合い室にはインドのビジネスマンらしい人が目立つ。
大島上空を右へ旋回、やがて窓に雪の白い線が目に映る、富士山を上空から 眺める。国内線より国際線から見る富士は、新鮮で格別だ カメラを出しシャッタを切る、頂上を通 り過ぎる
冬のはじめの雪はいつ見ても美しい。特に富士山はそうだ 日本を離れる人は富士に思いを重ね旅立って行く。
眼下に日本の島島と海岸のコントラストは絶景だ 自然環境に恵まれた日本は経済に酔いしおれ、物を追い、心、魂を無くし 特にバブル以降が失われた10年と言われ先行き悲観視されている。
東シナ海を越えると中国の上空に入る。
アジアの時代で注目されている。中国の経済的発展は飛躍しており 変革の波が動いている。更に軍事大国の警戒 海を越え、中国大陸、大きな河がヘビのようにうねる。
チベットの山山山の姿は続く、緑のない厳しい台地が折り重なる チベットは平野の無い山と谷が続く、実に広大だ。
昼間のチベット空間を眺めながら何時間も飛ぶ。
山間に細い道路、河、湖、小さい村、工場が見える
今後、中国化がどのように進んでいくのだろうか そのこげ黒茶色の山の上に雲がいろいろな姿で流れていく 飛行機の長い翼は近代技術の安定感を誇示する
ヒマラヤを見たいと念じれば見えるはずと思い詰める 遠い彼方は雲か山かの姿が区別 出来ない
理知的なインドのスチュアデスに尋ねる、ヒマラヤを見ることが出来るか
スチュアデスはほとんどインド女性で占める。エリートだろう
操縦席まで聞きにいってくれる、40分後に見えると言う しかし夕焼け雲が始まる。夕方で見えなくなる。
諦めていると
彼女が右側の窓から見えると喜んで伝えてくれる 私の後についていらっしゃい、後部座席の窓枠を開けてくれる
遠い雲の向こうに山が見え、あれがヒマラヤだ、遥か雲の間に 夕日に照らされた白い山がやや赤く見える
1999年11月21日夕刻初めてのヒマラヤ山脈を見る 無理を承知でカメラを向ける、
老齢のインド人が来てあの中にエレベストが見える、俊敏な三角の山と 英語で教えてくれる。
やがて窓は夕焼けの鮮やかなオレンジ色に変わる
以前カルフォニアで見た夕焼け色だ。横に鮮やかな色が広がる。
プレゼンテーション用のバック図になる。やがて暗くなり、裸ランプのような
淋しい明かりが見え、ニューデリーの明かりが点、線になって見える。 蛍光燈の明るさでなく古い電球の暖かい色だ
昼間飛行の9時間のWindows Showが終わり無事着陸する
ボーデングカードが必要、捨てなくてよかった
飛行機は更に、ボンベイへ向かう。


デリー国際空港

最初の空港でその国のイメージが分かるという。
韓国ではニンニクの匂いがした。
未だ発展途上国の感をする。遅れている国のバロメータか
入管に時間がかかることと、黒い、暗いイメージを感ずる
待ち時間に苛立つ、荷物トランクは全員フリーパス
男性便所が高くて届かないの声も聞こえる
遠い国インドに入国、日本との時差3:30分
工事中の道路、緑の街、城の街の説明を受ける
デイリー市内は建設のラッシュ、最初の宿に向かう


デリーの宿

HOTEL TAJ PALASE
フロント広場に神像があり広い空間、明るく、近代的だ、半泊りおしい
ルビー交換、フロントで多すぎるから少しの交換でとアドバイスうける
軽い食事と言っても種類が多い。ビールを飲む。豪華な部屋
インドのTVを見る、CNN、英語も多い
ヘソを出した女性が登場している
TV広告も美人を登場させている。
30年ぶりの友達の手紙を持って、電話するが住所変更で通じない
日本では調べられると話してデスクに頼む、良く調べてくれた。
サービスの行き届いたHOTELだ。ロビーも広い。
部屋にメッセージがあり番号が判明スーリさんとコンタクトとる
自宅に電話したが生憎留守、一家は英語を話す。息子に伝える。
翌朝ホテルで会う、奥さんと共に、30年ぶり、ずいぶん老けた姿
奥さんの名はショバと言う、日本流のソバと呼んでくれと言う
奥さんは医者で5カ国語を話す才女、英、独、米の国際派
英語にドスが聞いている。
朝、食事も取らず日本の土産を渡す、別行動をして泊まれと言う
真珠ネクタイピン。津和野のみやげ、ウイスキーを渡す
帰りデリーで会うことを約束してインドの田舎へ旅立つ。
バスで空港まで


デリーからパトナへ飛行機

国際空港と国内空港は距離的に近いところに位置する。
昨夜あるひとは同じ空港と答えたが別の人が修正してくれる
海外では念をおさないととんでもないことになる
空港までのバス窓から見る人種の姿に興奮を覚える
インド人は黒い、痩せている。少しでもデリーを走りたい。
朝の通勤時刻で込み合う生活を見る。
空港は消毒の匂いがする
手荷物にカメラバッテリもチェック対象になる
待合い室に入るまでガードマンの姿が多い。SHOPも少ない。
夫婦に話し掛ける。インターネットを利用しているという。
結局機内ではバッテリーのないカメラになり使用できない
左窓からヒマラヤ山系がくっきりと左窓に長くつながる
マナスル、エレベストも姿を見せる
昨日より近くではっきり見える、記憶の為ノートを出す。
ノートにヒマラヤ山系の姿を描写する。我ながら良く書けている
長く高い山系がつながる。北インド田園の上空を飛ぶ。
簡単な軽食に水がでる
インドでナマ水を飲むなといわれ過剰に水武装する
日本よりペットボトルを沢山持ち込んだ。ウーロン茶、水バッグ
過剰反応、結局大きな心配に終わる
眼下大きな河が横たわる。水が豊富でない
ガンジスの上流だ、長く尾を引く、ガンジスの支流はどこまでも続く
空港近くは高級住宅街の姿が見える。
空港から草刈り、放牧の姿が見える
田舎の空港、2階で食事、焼き蕎麦
パトナはカトマンズから南に直線をおろすとガンジスの近くにある


パトナ空港から仏教大学までバスの旅

飛行機からおり荷物とともに貸し切りバスにのる
白い新車のバス、座席にゆったり余裕、カメラを構える
バスは運転席と客席はドアで区切られている
助手席にベットがあり部屋のようだ
運転席に水がポットで沢山積み込まれている
運転手と助手は夜もバスの中の部屋に泊まる
助手はタバコ、飲み物を頻繁に運転手に渡す、コンビがよい
クラクションがいくつもの音色が準備されている
タラタラタラランと愉快なクラクション、頭にこない
運転席、部屋の中央のフロントガラスの下にシヴァ神が奉られている
夜に明かりがともり、朝、線香がたかれる
安全を守る神を置いて彼等は神風運転をする
インドを知るなら田舎を見よとの紹介挨拶あり
インドの田舎の生活が目に飛び込んで来る。
村にはいると昔の文化そのものの光景が飛び込んでくる
レンガ作りの家と屋根がさまざま、2階のコンクリート
木造、茅葺きの家、土間か寝室か分からない
日本の尺度で物をみるな、バスの中から興奮が始まる
人、牛、家、サリー、三輪車、バス感動する
予想外の光景だ。胸が騒ぐ。インド人の大衆を見る。
顔の表情が明るい。平然としている
これこそ誠のインドの田舎の光景だ
青空トイレしゃがんでする。太い
青空バリカン床屋が目立つ
木の枝のハブラシ
女の化粧、額の点、額と髪の毛の線が赤色
予想、期待以上の光景に内心喜ぶ
田舎だ。きれいな水、緑が見えない。ほこり色だ
ほこりにまみれて日本のような緑と青が無い
長い苦しいバス旅行のはずが興奮のバス旅行に変わる
珍しい光景ばかりだ。
時代のタイムスリップを感じる
東南アジアや南アメリカの田舎を重ねる。
昔尋ねた韓国よりも、中国の長春よりも古い時代だ
インドネシヤ、ブラジルとも違う、ギリシャやトルコとも違う
フイリッピンに近い、イヤそうでもない
人、家、村、田圃、動物、飽きさせない。
混雑の中運転手はスピードを出す、前面から車が来るのに追い越す
追い越しは助手とコンビで見事なプレーだ
TATA製のトラックが多い
ボデイにカラフルな絵がいっぱい。トラック野郎スタイルだ
1500Kの楽しく愉快なバス旅行が始まる


仏教大学跡ナーランダー

レンガで積まれた跡地に立つ、ガイドの越えが響き渡る
雄大な煉瓦の大学跡地にたつ、広い
緑と水の空気を感じる
奥に現在発掘中の建物の櫓建てが見える
仏教は教育を特色とする。
4世紀〜12世紀まで栄える
東西200m、南北500の敷地
十数世紀地下にもぐつていた
西遊記、三蔵法師、僧玄奨げんじょうが学んだ
中国、日本、チベット等遠い国から学生が集まった
総合大学、国際大学的存在だった
仏教学、医学、農業、酪農、倫理、建築、美術を教える
大乗仏教や密教に影響を与える
アーユルヴェーダ
煉瓦の塀が長く続く、歴史の重みを感ずる
シャッタに夢中、ゆっくり考えられない
大卒塔姿、煉瓦建築、発掘調査中
13世紀イスラムに破壊され、多くの書物を灰にする。
もし破壊されなかったら教育センターになっただろう。
遺跡の上に立って眺めて思う。
現在のボストンかスタンフオードに学生が集まる如し
当時多くの学生を集めた。
仏教教学の中心地、仏教を各国に伝える
大乗仏教、小乗仏教のように広げる中で変転する
みやげを売り込む子供たちに初めて会う
言わず、見ざる、聞かざるで対処せよ
道中物売りがうるさくつき纏う、彼等は真剣だ


ナーランダからラジギールへ南下

霊鷲山りょうじゅせん
釈尊が滞在して教化につとめた場所、自然の修養場
鉄砲を持った護衛がつき山道を登る
ステップの広い階段を頂上に向かって登る
杖を持ち登る。月夜に盆地に登る
雄大な山に向かって叫びたくなる
夕方近く・大岩石・岩窟の中が見えにくい。
洞窟、鷲の形をした岩山を通り山頂に登る
頂上の広場に煉瓦の基壇あり、線香を炊き般若の声響く
ある夜阿難が禅定に入ていると悪魔の大鷲が襲いかかる
3つの峰がある
説法を説くのに絶好の場所、満月山に移る
山一円にに般若の合唱は響き、雄大なコーラス
山に向かって大きな声が良く響く
座して山に向かって考えるすばらしい空間
月と山の黒さが空間を作り心がしまる
山をおり、出口の野原に沢山の牛の群れが野宿する
飼い主はいりのだろうか


ブッタガヤ

町のようなにぎやかさに変わる、観光客も目立つ
海外からの仏教者の修養場、国際色の感する
HOTEL SUJATAにつく、宿の感じがする
誕生日を迎える人2人、食事の前に
HAPY BATH DAY TO YOU
西洋でないと出来ないと思っていた
11月22日66歳とゴロ合わせがよい
いい夫婦のゴロ併せ、ケーキで祝う
他の客も参加する、和気が始まる
思い切って酒を飲み、良く酔う
共同風呂、子供が入ってくる
部屋はインド式シャワーで風呂がない
便所も左手で洗う


大塔マハーボーディ寺院

茶色、土色、赤と茶を混ぜた色の紡錘形をした塔が目前に聳える
52mの方錐径、金箔の仏像、石造彫刻が並ぶ
アショカ王が建てたと言われる。重みがある
大塔の重みが目の前に、ブッダガヤ参拝
大きな塔回って進む、各国から修道僧目立つ
タイ、ネパール、中国、韓国、法衣はカラフル
塔の周りに彫刻が並ぶ。生き生きとした彫刻ですばらしい
大きな枝の菩提樹の下で悟りを開いた所座禅する
大きな太い老樹が聳える、その下に座る、優雅だ
般若の合唱を行する
カラフルな衣装をつけ身体を床につけてお参りしている
祈る姿が澄んでいる。真理の心を感じる。
うつむきになり修養する。無心で楽しんでいるようだ
イスラムは腰を曲げるが、まっすぐに地に這う。
蓮池に立つ、きれいな色あざやかな蓮の花が咲く
釈尊は沐浴した池空間に座る。


ブッタガヤからベナレスへのバスの旅

インドの田舎を再び遠い道のりを走る
後部座席に座る。両サイド、と後ろを振返られる
悪路で飛び上がる
並木道のトンネル
同じ田舎の道でも景色が異なる。多様なり
家のアラカルト、レンガ、藁葺きの小屋、2階建て
洗濯姿と干し物
人々のさまざまな生活が見えるのだ
結婚式、葬式、祭りに出会う
外で大便をする人、さまざまな家の形
大八車、人力車、三輪車、オートバイの4人乗り
トラックの横転事故
牛との同居、乗合バスの天井に人が群がる
牛や犬の死骸と群がる鳥
カラスに似た黒い鳥
道の両サイドに植えられている並み木と白いペンキ
カラーフルーなサリーをつけて農作業
河が見え、橋があり、鉄道を渡る
信号がなく木のSTOPが時々降りる
通行料を払う
ガソリンスタンドも新設目立つ
HOTEL TAJ GANGES
裏に広い庭、プール、植物園がある


ガンジス河の沐浴

聖なるガンジス河・上流の聖なる物語を聴く
ヒマラヤを源流にする
早朝暗い中バスで河岸へ
石段から船に乗った途端に水の音がする沐浴だ
サリーを身につけた女性3人のエネルギーの姿
真剣に祈り、水に何回も身体を埋めている
ガート石段を降り、にぎあう、サリー姿のまま沐浴している現場に立つ
沐浴始まる
ボートにのる、人は漕ぐ、物売り船が近つく、子供が朝早くから物を売る
日の出をボートから眺める
建物、寺院、宿泊所、何もかもゴチャゴチャ
旧藩主の館、尖った屋根の寺院
いろいろな形をした建物、カラフル、新旧入り混じる
建物に文字が目立つ、サリーを乾かす
古い木に猿が騒いでいる
ただシャッタに忙しい
ここにもう一つのインドがある
火葬場・死体も流す、緑の植物も流れる
前夜祭りあり、満月の夜
ガンジス河が生きて流れている
ガンジスの水を入れる空き瓶売り
帰りは混雑の中三輪車サイクルリクシャに乗る
チップノ請求ヲ受ける


ベナレスからクシナガラへ

再びバスの長い旅立ち
ニルヴァーナ塔
モダンな屋根
円筒を横にしたような奇抜な建物
その中に大きな涅槃像が横たわっている
長さ6mの石像その前で般若を上げる
アーナンダよ悲しむでない別れは必ずくるものだから
ビルマの仏教様式
暗い朝入り口でヨーガを見る
釈迦もヨーガで悟りを開く
白亜の塔、近代的な建物
古さ、重みからの離れ
大涅槃像が安置、横たわっている
釈迦に向かって尻むけて写真を取るなんていけない
法衣黄色を纏っている、易しい生き生きした姿


サールナート鹿野苑
最初の説法の地
釈尊の易しい指の手、苦をつまむ易しさ


鹿野苑ろくやおん
初転法輪
獅子頭
迎仏塔
ダメーク大塔
背景にして座禅の写真をとる
24輪
博物館
石柱頭とライオン像
反対側にヒンズー教の神神の偶像
クシナガラから国境越えてルンビニへ


ネパール

人口1300万人
大ヒマラヤ山脈を背にした山岳丘陵地帯
東西に長く横たわる山国
カトマンズが首都、ヒマラヤを控えた観光地
ネパールからインドに入る旅人に会う
インド人は簡単に国境を出入りしている
国境を感じさせない、ボーダレス
パキスタンだったら大変な国境になっていただろう
とにかく平和な国境だ
トラックは税関手続きで渋滞している程度
荷物の税関チェックとパスポートのチェックは運転手がする
国境にインド入国、ネパール入国の2個所ある
ネパール帽子をかぶった人が現れる


ネパール領ルンビニへ

摩耶婦人御産の為立ちよった場所
城から16K離れている
釈尊誕生の地・ルンビニー
現在発掘中
国境の風景
貧しい国
仮マヤ塔
アショカ王柱
法華hotel食事、観光客少なく暇


ルンビニからペナレスの長いバスの旅

同じ来た道を帰る
HOTEL TAJ GANGES
シルクセンター


ペナレスからアグラへ

ベテランドライバーと別れる
白色の新しい観光バス
待合室で毛糸の編み物の女性と話す
髪の毛の中心を赤く染めているのは結婚のサイン
飛行機でアグラへ
途中の空港に降りる
オストリヤからの観光客、気象予報士
カトマンズから1カ月の旅をしている
酸素吸入器が2度落ちる


タジマハール

夕方タジマハールへ
世界遺産、写真でよく見た、現場に立つ
カメラの角度で無我夢中
左右対称、外形が実に美しい
古くて近代的建物、イスラム文化、幾何模様
世界最大の大理石の建物が白く輝いている
イスラムが誇るモスクにも見えるが廟だ
正面に長い水が作られた河のように姿を写す
観光客で相当混雑、インド人も多い


アグラ城

リヤカーに乗り入り口へアプローチ
赤黒い色の城壁が目前にせまる
ビデオカメラが禁止、デジタルカメラのチェックを受ける
2階の展望がすばらしい
河とタージマハールが見える
庭に4角形、8角形の泉がある
光と陰の建設
大理石の床
噴水、風呂の水を取り入れている
接見室も豪華なもの
図書室、執務室
建築専門家も興味が引かれるそうだ
イスラムのお祈りの仕方を学ぶ
地に鼻をつける
アグラからデリーへバス


アグラからデリーへのバス

高速道路ですか、いや違う
デリーへきれいな道路が出来はじめている
牛や人がのんびりと横断できる
広告、カンバンも目立つようになる
片側2車線、センターリングがある
工場らしき建物が目につく
乗用車が増えている
外資導入で外国の会社工場が並ぶ
ビジネス街の様子
マンションのビルが目立つ
しかしデリーは古都であり政治の町だ
センターに官庁街が位置つけられ
公園も大きな面積を占めている
アメリカのワシントンと言うが
スミソニアン広場を重ね併せても緑が違う


デリー見学

環状道路を走り市内の概観を見る
緑の森や寺院、学校、アパート、HOTEL
海外の会社が立ち並ぶ
中央に官庁街が位置つけられている
商店街をあるく
ターバンの人が目立つ
クトウブの塔
コンノートプレイス
シンクステンプル
インド門から大統領官邸
ワシントンのような国会議事等
寺院エリア
病院街
大学


穢れ・けがれ

とにかく汚い、牛と同居している
左手で便を洗う、蝿や虫が多い。
ガンジー川に死体を流す
河に清水という光景は見えない
川上はヒマラヤの雪水だ、生活の中には入っている
家の周りは牛糞と人間の便が垂れ流し
大便の下にブタがいる
リサイクルですべてが自然浄化作業が働く
土と水、牛の尿、ミルクが浄化の役割を果たす
大腸菌を恐れない、消毒もない
飛行機で消毒噴射をしていて鼻につく
田舎の家にゴミの山が目立つ、タイヤ、ビニール袋が入り込む


礼拝・拝む姿

両手を組んで拝む姿が多い
ヒンズー教の人が多い。礼拝を義務にしている
イスラムは鼻を地につけて祈る
家の中に礼拝する部屋があり、自動車の中にもある


仏像・神像・石仏像が多い

絵で伝えるより彫刻で伝えている
四角より丸が多い
女性の姿の仏像が多い
物語的に多くの人が登場する場面が多い
それゆえ易しさを感ずる
崩れるような石にも彫刻を掘っている
墓はなく一族の像がところどころ見られる


友達宅訪問

どんな家に住んでいるか興味があった
どのような家庭生活をしているか
田舎の町を歩いてきて、予想に反した
大理石で西洋風で土足で各部屋にいける
応接間、
奥様はアクセサリをつけている
時計もアクセサリーに見える
医者
使用人を雇っている


釈尊伝の遺跡を尋ねて

日本ではお釈迦さま
マウリヤ朝アショーカ王
おびただしい戦が繰返された
妃が心易しい仏教徒であり、去っていく
統治の理念を武力から社会福祉に切り替える
道路・井戸・灌漑を整え街路樹を植える
公共の医科大学や病院を作る
情報収集をして法の政治を行う
ブッダガヤを建立
カピラ城
勉学
真理は言葉で言い表せられない
インド医学から体系学を学ぶ
アーユルヴェーダ
仏教は大いなる医学であった
下天
霊夢
托胎
ルンビニー園
マーヤ婦人、産気、1週間後なくなる
阿育王石柱アショカ王
誕生
ルンビニーによって
樹の枝を握った時
勉学

結婚
宮廷の生活
歌、酒、官能、女、快楽、欲望
城の中での優雅な生活
四門出遊
東・老
南・病
西・死
北・聖人
出城・出家
名誉と財産の価値は
バラモンの師を尋ねる
苦行
煩悩、静座瞑想
断食苦行
痩せた骨だらけの姿
苦行放棄
欲望を押さえることで解脱するのではない
欲望を捨てろと言っていない
生身の肉体を持っている限り欲望はついてまわる
欲望を完全になくすることは死ぬことだ
欲望は生命力の証であり友とせよ
精神の統一とコントロール
6年の道、肉体を苦しめても見込みがない
肉がへこみ骨が見え、顔がドス黒くなる
苦行を諦め5人の弟子が去る
艱難汝を玉にする、ならない場合もある
衣食足りて礼節をしる
欲望を押さえる
欲望をなくすことで、解脱するのでない
肉体ある以上欲望はついてまわる
欲望をなくすことは死ぬことである
死ぬことは最大の目的ではない
欲望は敵ではない、打ち滅ぼすべき悪でない
欲望は大切な生命の一部である
強い生命力があればこそ道を求める
欲望は道を進む源泉だ

乳粥供養
村の娘に粥で体力回復
菩薩
誘惑との戦い
壁画にきれいな女性の姿が画かれている
色気の誘惑、最後の1枚の薄物を落とした
成道
ボードガヤ仏陀ガヤ
大塔
23x27高さ51m
大菩薩樹・金剛宝座
真理を体得した無上の境地
サルナート
鹿野苑ろくやおん
5人びく比丘達
教化活動が繰り広げられた
両極端
愛欲の生活にふける
人間は卑しく、清らかから遠ざかる
身を苦しめる苦行
精神が理想に到達出来ない
中道
2つの両極端を離れる
12縁起はアーユルヴェーダから引用している
苦しみ、つまり病がある
ここにその原因がある
それを滅ぼす方法がある
びわの糸、きつくしめればプツと切れ
さりとてゆるめりゃ音がせぬ
治療法は8正道だ
竹林精舎
新王舎城・旧王舎城、一体が説法の地
難しいことを易しく説く
祇園精舎の鐘の声…
縁起、経験によって作られる
重々無尽の相互依存
一切の世界は密接に関係している
人間とは人と人の間と書く
網のようになっている、間がさす、隙間、隔たり、
巡りあわせと言う意味がある縁なのだ
縁から連へ連から創造のネットワークの時代が来た
座禅
知性の人、静寂を愛した
迷信、運命、星占いを受け入れなかった
法輪の上に座る
知恵の目:静寂、叡智、悟り、涅槃
只座るだけでは意味が無い
セミや虫の音でなく自分を外し語る
被対象を置き静かに考える
霊鷲山りょうじゅせん、れいしゅ
自然の山で語る
法華径


涅槃

ことばをすこし覚え使おう

ありがとう ダニヤワード
挨拶 ナマステ


多重層立体的視座で見るインドの旅

現在アメリカの1人勝ちでアメリカ教が世界中で注目されてそれが
グローバルスタンダードになり差別化競争が予想されている。
グローバルは金融とIT技術を武器にして世界中を駆け巡る。
欧州はそれをさけるために、EU圏団結を始めている
インドも狙われている。現に、ソフトウエア工場が位置つけられている
自動車産業、家電産業、繊維産業は工場進出を狙っている。
金融とITで世界を揺さぶり注目を浴びている
アジアは低賃金のアジア工場に位置つけられ、金融の波を受けながらも
工業化に進んでいる。
中国は大国を目指して兵力を拡大し、共産主義体制で動向は注目されている
未来学者は21世紀を情報化社会、知識社会を画いている
未来学者達はインドにキーワードを置いている
中国を抜いて世界1の人口を予想している
ワールドワイドに情報化社会の夢を語ると同時に、人口、文化、宗教問題の解明
中国の人口 13億
インド人口 10億
イスラム 8億
現在世界人口60億人の中で半分の30億は以上が占めている
この要素をどのように分析するか、インドは分からない国の中心に
位置づけられている。
バンガロール、核保有、貧民、人口、文化、宗教が複雑に絡まっている。
カレーのようにフュージョンだ。
宗教もイデオロギーで束縛するのでなく生活の中に染み込んでいる
新しい視座で見る必要がある。


ニューミレニアムを展望する旅

ニューミレニアムへのカウントダウンが始まった
世紀末を意識してか、見えざる神の手か作用してか激変している
次の世紀はどんな社会になるか関心が寄せられている
20世紀から21世紀は迷路をさまよい出口が読めない混沌、不確実
な状況が続いている
混沌のインドへ行けば今後のヒントを与えてくれるかも知れない
インドの現場を旅して何を感じ取るか旅に出る
人間の進歩の物差しは物質的なものでなく精神的なものにあると
インドの人達が考えている
更にトイレの左手はペーパより清潔と考えている。
自然との調和、一体の大切さを説いている
ヒンズー、仏教も平和主義を守っている


東洋思想とインド哲学探索の旅

21世紀のモデルはアメリカにあり、それに追いつこうとしている
西洋のアメリカ教に入り何をするための競争社会に入つていくのか
西洋はITと知識で新しい情報化社会が画かれている
西欧的な社会は厳しい競争社会に突入し勝利と敗者を生み出している
欲の抑制が効かず自然とアンバランスを生み環境破壊を問題にしている。
最近各国で第3の道が話題になっている。
工業化社会の反省と民主主義、環境、資源の問題が未解決でいる
アジアは西洋的工業化へ進み出し、後戻り出来ないだろう。工業化は世界
同一化、画一化が行われ、文化、文明、宗教の拒絶反応、衝突をしながら進む
哲学も壊され、アジアの差別化も出来ず技術ハンデイを追い越せないまま
進んで、ビルが立ち、交通手段の発展と電化生活に追随する
残された東洋の根源はインドに残されている。
インドは東洋でもなく西洋でもなく両者の文化を融合した中洋かも知れない
イスラム文化とヒンズー文化、漢字文化がない
インドは哲学のアラカルトだ。瞑想、座禅、神神の教え、祈り、自然との対話
素朴で自然と調和する、共通の精神的風土、風雅に生きる。歴史文化を持つ
アジア圏でありながらない、骨格を持っているようで持っていない。
あいまいさがある。
宗教が入り交じり、それぞれ歴史的拠点を持っている。
ブッダガヤの仏教、タジマハールのイスラム、ガンジス河沐浴のヒンズー教
一つの国が解らなくなっている。歴史あり、文化あり、宗教あり、哲学がある。


知恵創出プロセスを探る旅

アメリカ教はコンピュータやネットワークを使って如何に知恵を出すかを
21世紀の課題にしてそれを知識社会と呼んでいる。
インターネット参加者が今後日本8千万人、中国は3億を予想されている
ITを利用して共有知識を持ち知恵を出し差別化を競争力にしようと
展開している。
知恵を商品開発や生産性向上の為の資源にポイントを置いている
インドの知恵は如何に苦しまないで生きる為の知恵である
仏教は2500年前から知恵の方法を教えている
人間の心に軸足をおいた知恵である。
アメリカ教の仕事、ビジネスの為を考えて行くためには人間軸足が必要になる
人間から仕事への知恵でインドの哲学は現在も生きている。


仏教遺跡の旅・般若心経を学ぶ旅

仏教は教育に力をいれた
古くから医学を仏教に受入同化させている。
精神医学を仏教は受け持っている。現在に癒しである。
サンスクリプトは情報表現の根源であり体系的である
仏教は欲をかくな、無欲を、がまんを押し付けていない。
欲は生きるためのエネルギーであり上手に付き合えと説いている。
大乗のように遠いルートでいろいろな人に接し発展してきた。
シルクロード、中国大陸を通って、知恵、体験を付加し創造している
日本は最終、成熟の一番良い仏教を学んでいる。
仏教は教えであり、大衆と共に受け入れられてきた
2000年の時の流れと人とで親しまれている。
インドは仏教を生みながら遺跡のみを残しているに過ぎない
大乗仏教のように旅をして、道乗りで大きく育っている
核になる般若を中心に内容を充実して来ている
今、インドでも仏教を見直し、日本や韓国、台湾を学ぼうという
何故か3国は西洋技術で世界中の感心を示している。
日本でこれを更に、アメリカや発祥地のインドに返す義務がある
西洋人は仏教をインドのヨーガやヒンッズーと混乱して理解している
仏教も新しい寺小屋で教育を始めていく時が来ている
時代と共に新しい知恵を付加して創造する本質を持っている
知識の時代は仏教より知恵を求め、学ぶ時代を感ずる。
知識社会で仏教の果たす役割が大きい
禅問答のように大勢の人と会話して指導する姿勢が求められる
昔中国で死者を空中だび


大乗仏教

インドが発祥の地で大乗仏教と小乗仏教に分かれる
大乗はシルクロード、中国を径て日本に伝来
長い時代と多くの人が関わり創造されて現在の仏教がある
プロトタイプに修正を加えて日本にやってきた
奈良はシルクロードのターミナルステーションで文化を吸収した
奈良の都は国際都市、アジア各地から宗教家、商人が集まる
朝鮮半島からも押し寄せる、海のコースもあった


悠久の歴史

インダス文明
紀元前2300から1800年
アーリヤ人の姿は厳しいヒマラヤの奥の山から想像される
紀元前500年孔子、老子


インド食事を味会う旅

カレーの本当の意味とフュージョンを学ぶ
カレー粉の成分:レデイミクスト
うこん:生姜科の植物、黄色
こえんどろの実
ういきょうの実
赤とうがらし
カレー粉と具とライスの区別
ベジタリアンとノンベジタリアン試食の旅
ナーン
いつでも食卓に揃う
大きな焼きがまの内側に当てて焼いていた
ライス
細長くいわゆる外米
焼き鳥のピンカラ
部屋でご馳走になるおいしかった
料理をフユージョン融合する
カレー
スパゲッテイ
ごむくご飯


世界遺産の旅

10億人口に触れ合う旅
中国の人口 13億人
宗教と多種多様性文化の旅
ヒンズー教とイスラム
ヴィシュヌ神
シヴァ神
パキスタンとインドの宗教戦争の行き先が分からない


言語と民族のるつぼを探る旅

サリー、ターバンも1枚の布から
縫製がいらない衣服のノウハウを持っている
活動的でない農作業を行っている
サイズも心配することがない
サリーの下着を見たことない
女性は石像を真似してアクセサリーで着飾っている
サリーの色の原色もカラーフル、金色が冴えている
英語、ヒンデイ語(アラビヤの文字に似ている)
アフリカやアメリカの黒人と違った黒い肌
男性は髭をつけ髭型フアションを楽しむ
子供たちの目が輝いている
歯は虫歯が多い


サンスクリット

空港の待合い室でヒンズー語かアラブ語か分からないまま
英語のDUTY FREE SHOPと対比させて筆記した
T型が多く興味に引きずられハングルの話をすると
情報文字でサンスクリットは面白いよとアドバイスを受けた
それは古代インドの神聖語で文字の骨格をなしている
宗教を学ぶためにサンスクリットを学んでいる学者も多いと聞く
日本の梵字に似ている、お寺の墓でよく見られる
50音も真似したそうだ
ハングルも多分影響を受けていると思った
以前コンピュータの文字開発する時ハングルを学んだ時があった
ソウルの北にハングル文字開発の地、寺あり見学する。
50音の形成をしておりサンスクリットからヒントをえているのでは
バラモン達もサンスクリットを日常使っていたとのこと


ヒンズー教

最初インドの中で83%以上占めると聞き仏教と思っていた
いろいろな宗派を持つ、ソフトで分からない
生活そのものになっている
いろいろな神が登場し、礼拝する、祭りが多い。
ヒンズーから仏教が派生したと言われている
仏教はヒンズーに影響を与えたという
ヒンズーは何でも受け入れる宗教で
これはインズーだと言うものがない
常に変わっている、常に受け入れている
寓話が多い、動物達物語の中に登場する、像、やヘビ
感覚的事実の抑制と自然界の姿に立ち戻る
多様な信仰と儀礼が行われている
時をえて大きくなっている
輪廻転生、正直、誠実、愛
また仏教からヒンズー教に回宗したとも言われる
仏教はヒンズー教に教育の分野で影響を与えた
5000年の歴史を持つ
ヒンズーはコーランや聖書のような聖典を持っていない
お伽話のような形で伝わっている
ガンジス河を聖なる河と呼び上流にシバ神を置いている
ヒンズーを分からないとインドの文化を理解出来ない
ヒンズを理解する為のキーワードを下記にいくつか拾った
ガンジス河の沐浴
人間の理想の4段階人生
学生期:訓練と教育の期間
家住期:一家の主人となり社会で積極的活動
林住期:俗性と縁をきり森に退く
遊行期:隠者
カースト性の4階層
バラモン、司祭者
王族、武士、貴族
庶民、商人、農民
奴隷、召使い
カーストが職種、職業を呼ぶ分類に変わる
現在は身分制度の意味から社会の地位を表す
3000職種ある
4種の認識方法
直接知覚
推論
類比
信頼する人の言葉
解脱への3つの道
知識の道:難解
宗教的義務を追求する道:排他的
信愛の道:

 

実に真理が一つ、種種分けるのは人間の無知ゆえである
本性、微細な見えないもの
果実と種、塩を水に溶かす


イスラム教

イスラムとはアラビヤ語で唯一絶対の神アツラーに帰依し
たてまつるという意味
信者共同体の制度、、鉄の団結
敵対する勢力あれば戦う、聖戦ジバート
昔は回教と呼ばれていた。
7世紀始めの頃、ムハンマド(マホメット)ときはじめた教え
コーラン
聖書をコピーした文書が多い
トルコのイスタンブールを旅した時壮大なモスクを見た
広い空間で真剣に祈っている姿に胸を打たれた

案内の2人もイスラム教徒であった
タジマハアールもイスラム建築


物の見方を教えている

網膜で見ないで脳で見る
相手は眼で自分を写していてもその脳には像を結ばない
表が見えている時は裏が見えない
視点を変えれば見えるものも違ってくる


世界

loka世―dhatu界
世=空間、界=構成要素
構成要素間のエネルギー相互作用
大宇宙、小宇宙(人体)
エネルギー形態5大元素
地:互いに反発し拮抗する力
水:引合い融合する力
火:擦れ合い発熱する力
風:運動させ移動する力
空:以上の力が妨げなく作用する場
風が原子に作用し
水が取り除かれる
その結果火が遊離して
空間を走り大爆発が起こる
四角錐が宇宙を表し、正方形は東西南北を表す
円は人体の中枢を表す


タントラ密教

タントラ行者
tan=生殖、繁殖、繁栄、増大、拡大、持続
−tra=手段、道具、方法
アーガマ古くから伝わるものの4つ
知識、ヨーガ、クリヤー実修法、チャルヤ社会的、個人的行為
ヴェーダ

宗教・哲学・文学・芸術・科学の源泉
vedaの意味
vid・学ぶ、理解する、などの知覚作用を示す動詞
知ること、学ぶこと、理解することである
聞かれたもの・天啓
異文化は食文化を豊かにする、カレーの混ぜ合わせ
物質的な欲求を満たす為に苦しみながら働かなければならない
物質的なもの以上のなにものかを求める


3つの構成

3は安定、調和を表す
仏像や建築に○が多い。大きな○に線を引きWと線で小さい○
三角形、三脚、逆三角形を安定させる性三角形▼△
創造=光明・活動・暗黒の要素からなる
健康を左右するのは=気・血・水
仏教=仏・法・僧
仏教経典=径・律・輪
宇宙=地・空・天
自然3構成=純質(明、純粋、平衡状態)激質(力、情熱)暗室(闇、不活発)
存在=創造・維持・破壊

 

ヨーガyoga

朝暗闇でヨーガを見た、真っ暗闇でカメラを向ける
ヨーガをすることにより心の作用の制御、瞑想をする
馬と車両につなぎ制御する
コントロールする御者は精神意識
手綱は表層意識
融、合、交、結、繋
英語ではyoke
くびき、結びつき、つながり、絆
連の時代、縁、連、創造
ネットワーク時代は連の時代でグローバルで連携が多い
日本の銀行、自動車産業も99年連ブームになった
いろはにほへと
諸行無常


知識・知恵ブーム

識マナスは至高者の繁殖の第一の種なり
日本はバブル崩壊以降10年間も不景気に悩まされており、グローバル
競争に勝つためには技術に知恵をつけてい付加価値経営を求められる
IT革命は製造、流通、販売に情報と知恵で仕掛けが起こっている
情報処理技術を利用して知識知恵創造企業が志向されている
西洋に負けないための知プロセスは中道の般若心径に学ぶところが多い
情報技術と仏教を重ねて知のプロセスを探索している
21世紀新社会の基本概念
情報通信革命を利用した
頭脳産業を中核とした第3次産業革命
デジタル、ソフト、コンピュータ
通信、新素材、ロボット
バイオ技術
知識を富の源泉とする知識社会
バランス感覚
中道
西洋と東洋
秩序と混乱
組織と個人
現在と未来
競争と協調
貧困とダーテイ
文明の衝突


思考・至高と書く

思考の鍵を握るのは言葉だ
人間の思考は言葉で捉えるなんて客観がありえない
言葉で表現出来ないことが多い
生命はすべて地球を構成する物質から出来ている


世界展開・宇宙展開・情報処理

純質は維持、激変は活動、暗室は抑制の働きをする
3つの性質は互いに激突しつつ世界展開に進む
根源的思惟機能(覚)が生じる
自我意識が生まれる。解脱、客観的、科学的、捕らわれない
5つの感覚器官、眼、耳、鼻、舌、身が働く
5つの行動器官、発声、手、足、排泄、生殖
意が生じる
般若:色、受、想、行、識


人口10億
世界人口60億
人口調査10年に1度の割合
インド国勢調査局のホームページ3w.censusindia.net
2秒に1人加算
来年2000年5月に10億
読み書き出来ない人 5億人
1日収入1ドル以下 3億2千万人
教育を受けられない児童 5千万人
40年後に中国を抜き世界一になる

警察が調べる
次回調査は前回は91年度2年後
13億いくかも知れない
ラジオを通して産児制限呼びかけているが馴染まない
ヒンズー教83%
平均収入
1万円位
日本の平均月収28万円
年金制度なし
教育レベル
識字率 29.4%
英語は 1%
インドを牛耳っているのは1%の人
同じインドでも世界を異にしている
宗教
ヒンドウ 82.7%
イスラム 11.2%
キリスト 2.6%
シク教 1.8%
仏教 0.7%
バス窓の1500Kの旅
文化ショックの旅
パトナー空港からラジギール 100km
ラジキールからブッタガヤ 90km
地図では近くに見える
ブッタガヤからベナレス沐浴 240km
西方面へ
ベナレスからクシナガラ 277km
カトマンズに向かって北上
クシナガからルンベニ 170km
国境 30km
コーラクプール 90km
ベナレス 220km
アグラからデリへ 210km
桐生から神戸まで往復700Kx2=1400km
バスの運転席と乗客席に仕切りがされてドアになっている
運転手と助手はそこで寝起きをする
運転空間であり助手はタバコや飲み物をタイミングよく差し出す
神が祭られ朝は線香が上げられ夜には明かりがつく
クラクションボタンがいくつかあり
タラランタララン
賑やかにクラクションを鳴らす
39歳の運転手
我々の利用したバスは白塗りで新しいく目立ったバス
一般はオンボロバスでデコボコ道を満員の乗客を乗せて走る
雑踏の中を見事に走り抜ける、車線をオーバーすること度々
目に飛び込む生活習慣、ワーキングスタイル、顔
文化ショックを見る旅
みんな絵になる
1ぽんの道路があり、両側に木が植えられ畑空間が広がり木が見える
農村風景をしばらく走ると人が多くなる
村だ、何故か人が集まる、いろいな大きさの村が存在する
喧嘩、争いの姿は希
極貧生活
泥の家
裸足の子供たち
道路と畑の間に木が植えられ水溜まりが多い
電気、水道もない
祭りの光景
ヒンズーの魂
仏教のやさし心
竹に担がれる葬式
結婚式と新婚自動車
4人乗りのスクーター
ほこりの立つ道路
牛、人、対向車を上手によけて走る
木で簡単に作った踏み切りが降りる
道路通行税
追い越しをかける
右ハンドル左通行で追い超しをかける
電気のない街
電気のある街
小さい電信柱
家のスタイル
木と屋根
煉瓦作り
木に囲まれた緑のトンネル
木に塗られた白いペンキ
防虫と安全標識
広告は見られず
スピードで横転する車
がたがた道と舗装の穴ぼこ
後部座席のゆれとジャンプ
家の前の縁台で語りあう
牛の死体に群がる鳥
らくだが大きな葉を引く
大八車
羊の群れ
野外便所の光景
立ち小便
女性の野外野原トイレ
トイレに便利なサーリ
腰布
庭先のたき火
井戸端会議
木の枝に縄をつるしたブランコ遊び
トラックの下でのブランコ
泥と壁とレンガの家と小屋
ざこね
木陰で昼寝
牛の後について牛糞を素手で拾っている姿
田園、沼、林
牛と人の同居
売店
軒下につるされた売店
サリーで農業する姿
牛の糞作品
壁に、木に張り付ける
煉瓦のように乾燥させ燃料に
蝿と羽虫
地平線に沈む夕日の色
雨期にならばの表現多い
サルの群れ
リスも多い
カラスのような黒い鳥
ゆうかりの木の並木
沙羅ソウジュウの林
頭に荷物を載せて歩く
台車
野外ポンプ
信号は見当たらない
TVのアンテナ、パラボナアンテナがある街
ゴミの山
ビニールが目につく
床屋
乗合バスの天井に乗せる
きれいな星
担架に担ぎ出された遺骨
列車の屋根に乗客を乗せて走る
ドアを開けて走る乗合バス
カラフルなトラック野郎
食事と果物
マンゴ、パパイヤ、りんご
ベジタリアンとノンベジタリアンが飛行機の食事にも選択
カレーはかけるも醤油やソースの様でパン、米の上に
ナーン
発酵させて焼いた白いパン
プーリー
油で上げた白い粉で作る
カバーブ
スーリ、薫製
東洋=アジア
インド人は日本人を見るとチャイニーズと思う
区別がつかない
中国と隣接しており農業風景は馬と牛の違いで良く似ている
インドはアジアであるが
東洋的、宗教的な無を持っていても
漢字圏が違う、漢字の隔たりがある
仏教も中国を通して漢字に直して伝来している
仏教とヒンズー、イスラムが混成している
自然感
メッセージ
インドを知るなら田舎を知れ
いい加減という意味
四角四面の世の中を丸く収めりゃ花が咲く
仏像彫刻は○が多い、マヤー像の○は優しさを感じる
タジマハールも○であった
インドの地図は▼外から騎馬民族の△

カーマ=スートラ
性愛・カーマ
人生の3大目的
ダルマ宗教
アルタ理財
カーマ
米にスズメの卵をまぜミルクで煮て蜂蜜を入れる
インドを1口で語れない
インターネット、核開発、英語、バンガロール
貧乏、沐浴、牛と同居、文盲率
宗教、言語
統一の難しさ
価値観が違う、格差が大きい
どこえ進もうとしているのか



バンガロールBANGALORE
インドの未来を語る時バンガロールから始まる
Webbase電子メールサービス
ネットワークワーキング
英語力
低賃金と勤勉
台湾のパソコン産業がなりたつか
インドの知識人と話すとこの市の話題が必ず出る
コンピュータを知っている者の常識
友達の息子もバンガロールでビジネスを始める
最近インドは外資の導入を盛んに
米国に次ぐソフトウエア大国
輸出額17億ドル・1800億円、2000年末に2倍増
インドのシリコンバレーとして注目を浴びている
世界のソフト開発の拠点、給料が安く頭の良い連中が集まっている
低労働コストを生かした下請け作業
労働集約的プログラム作成業務
電子商取引きの高収益へ開発をシフト
インド技術の発信地
南部カルナタカ州都・ボンベイの南の海岸線
外資のソフトウエア開発拠点・ソフトウエア工業団地
地元のハイテクベンチュー企業
自動車産業の集積
トヨタグループの進出
インド代表する産業都市への飛躍
TIの進出
インフオシス・テクノロジー
NASDAQに上場
売上130億円、利益34億
会長の年収・380万
ウイブロ・インフォテック
米GE、モトロラ、シスコシステムズ
仏・アルカテル、富士通の客を持つ
日本語向けに開発に日本文化研修所
ハイデラバード
インドのベンチャキャピタルの投資も増えている
周辺部品産業の立地条件を満たすか
自動車部品産業
電子部品産業
通信部品産業
帰り日本のバスの中の感想
夢にまで見たインド来て良かった
15年前と比較、変化なし
皆の目が光っている
サリーをつけた女性がきれい
サリーをつけて農作業
最高のダンスが出来た
良い心の旅が出来た
ゴミが忘れられない
タジマハールと万里長城と比較
日光と重ねてみた
砂糖きび畑の体験
いいかげに生きる
もの乞いに一つあげるとその生活になる
仏跡の根の深さ
考えることが多い旅
インドは不思議な国だ



インドの感想
1. バスの周りに売り子がついてくる
2. ホテルの天井の扇風機カタカタ
3. 飛行機搭乗の時、乾電池チェックがうるさい
4. バスの外の景色、最初はすごかったが慣れてきた
5. すわりおしっこ、うんち
6. ちゃい・・・・・紅茶ミルク
7. 仏教徒は、一回は仏跡に行くべき
8. すぐ人が集まってくる
9. 裸足、足のかかとが長い
10. 陽気、バスに手をふる
11. バスに何人乗れるかの世界・・・・運転席横まで人がしがみつく、屋根の上も
12. インドの女性・・子供・・・母親16歳
13. 町全体が乞食
14. ウシ車、ラクダ荷馬車、山盛りのわら、サトウキビ
15. 昼と夜の温度差が大きい、朝寒い
16. 暗闇の中の生活、石油ランプ
17. 道路の電柱、田んぼの中、四角
18. 道路が高く盛り上げている
19. 車のラッパ良く鳴らす、色々なめろでい
20. 10月-3月が旅行の季節
21. ウシ、犬、ラクダ、さる、ぞう、りすが歩く道・・サファリパーク
22. ネパール人、日本人そっくり
23. 日本語を話す物売り お金による経済植民地
24. 中世の世界、ほこりとゴミの世界
25. ウシ、人間のうんち
26. 朝と夕方炊事の煙が漂う
27. 娯楽は映画館
28. バス、車にしば神と線香
29. 男トイレの便器の位置が高い
30. ガタガタ道、跳ね上がるイス、へこみで飛び上がる
31. 道に踏み切り関所、通行税 10ルピー
32. 規則が無い運転、橋が狭い、突撃追い越し、割り込み放題
33. 食事がそれほど辛くは無い
34. 子供が良く働く
35. 木の周りに煉瓦の囲い
36. 日本の農家の風景
37. 顔が立派、服装は乞食 人間の原点


 

必要だった物
l ウエットティシュ
l はし 割り箸
l 喉の薬
l ごま塩
l みそ汁
l トレーナー
l スリッパ
l 薬
l 酒
l ポラロイドカメラ
l 光り物、すテック
l 首まくら


必要でなかった物
l ウーロン茶
l 水筒
l 普通ティシュ
l ガムテープ
l マスク、蚊取り線香
l ラーメン


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